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モーダルな事象 / 奥泉光

モーダルな事象 (本格ミステリ・マスターズ)モーダルな事象 (本格ミステリ・マスターズ)
(2005/07/10)
奥泉 光

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大阪のしがない短大で日本近代文学を講じる桑潟幸一助教授(通称・桑幸)のもとに、とある童話作家の遺稿がもちこまれた。桑幸がこれを発表するや意想外の反響を得るのだが、喜びも束の間、遺稿は盗まれ、編集者は首なし死体で発見されて…絢爛たる謎、探究の恍惚、日本近代文学の輝ける未来。


よく考えたら、奥泉作品はこれが初めてではなく、以前「グランド・ミステリー」とかいうのを読んでいたことを途中で思い出しました。時すでに遅し、「グランド・ミステリー」で奥泉作品には懲りていたのに、また読んでしまった…。

とりあえずこの人の文章はくどい。いちいち書き方が大仰だし、なんか笑わせようと必死なところが余計萎えるんですよね〜。それに加えてストーリーも中途半端に突飛な展開。これはもはやミステリといえるのだろうか?ってくらい冗長な調査部分の描写が多いし、主人公は変にトリップしちゃうし。

Amazonの紹介文”絢爛たる謎、探究の恍惚、日本近代文学の輝ける未来。”。一体何が言いたいのかわからない。

勝手に評価:(1.3点) / (5.0点満点中)
関連タグ:奥泉光

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ブックマークに追加する | 国内作家あ行 その他 | 21時52分 | comments:0 | trackbacks:0

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魔女の鉄鎚 / ジェーン・S. ヒッチコック

魔女の鉄鎚 (角川文庫)魔女の鉄鎚 (角川文庫)
(1997/07)
ジェーン・S. ヒッチコック

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老外科医は稀覯本『魔法の書』とともに消された。謎に満ちた父の死の真相究明を決意したビアトリスは、十五世紀に実在した魔女裁判の実践書『魔女の鉄鎚』に遭遇する。彼女の身辺に忍び寄るさまざまな影…。女はなぜ魔女なのか、教会はなにを恐れるのか。女のエロス、都市のカルト教団、ヴァチカンの秘密図書館…。やがて、ビアトリスは身の毛もよだつような真実に近づいていく。


”恩田陸が選ぶ角川文庫六冊”みたいなキャンペーンで紹介されていた本。なんか表紙の前時代的な雰囲気も気に入ったので購入。したけどつまんねえええ!

父親が殺され、”魔術書”の謎を追い出すあたりまでは面白かったんですけどねぇ…。本当にありきたりなステレオタイプのサスペンスというか。こんな小説に600ページも使う必要ない気がします。ホント無駄な部分が多い。

それになによりうっとおしかったのが主人公・ビアトリス。どうやら元々貞淑な人だったらしいのですが、何でかわからないまま(結局理由はわからずじまい)急に淫乱女に。途中で何故だか魔女のコスプレグッズを買ってSMプレイをするあたりとかほんとにわけわからん。しかも元旦那にドン引きされるわ思わず苦笑してしまいました。

それに相手には浮気するな、というくせに、自分は色んな人間に色目使ってるってのはどうも…。これが作者が考えるフェミニズムなのか知りませんが、男からみてどうにも納得のいかない主人公でした。

勝手に評価:(1.1点) / (5.0点満点中)
関連タグ:ジェーン・S. ヒッチコック

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ブックマークに追加する | 海外作家 ア・カ・サ行 | 23時18分 | comments:0 | trackbacks:0

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【音楽】DoAsInfinity再結成!!!!!!!!!!!!!!

TAOTAO
(2005/07/27)
Do As Infinity

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Yahoo!ニュース「Do As Infinityが再結成!」の記事リンク

やった!!!!!!!!!!!

解散から三年…意外と早く再結成しましたね!
解散からちょうど三年後の9月29日から活動再開するらしいです!
もうDoAsを見ることはないと思っていたのですが、予想外の再結成でびっくりしています。
びっくりついでにDoAsInfinityのカテゴリまで設けてしまいました(笑

今やプログレやらなんやらわけのマニアックな音楽ばかり聞くようになった僕ですが、
中学時代から未だに変わらず聞き続けているのはDoAsだけ。唯一好きなJ-POPグループです。

いやぁ、大げさですが今記事を書いている手が震えています…。
はてさて、どのような楽曲を提供してくれるのか。
また楽しみがひとつ増えました。

それとすっかり公式HPがリニューアルされてました。

DoAsInfinity公式HP


ブックマークに追加する | 音楽 DoAsInfinity | 09時13分 | comments:0 | trackbacks:0

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赤い館の秘密 / A・A・ミルン

赤い館の秘密 (創元推理文庫 (116-1))赤い館の秘密 (創元推理文庫 (116-1))
(1959/05)
A.A.ミルン大西 尹明

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英国の劇作家ミルンが書いた唯一の推理長編。しかも、この一作でミルンの名が推理小説史上に残った名作。暑い夏の昼さがり、赤い館を十五年ぶりに訪れた兄が殺され、家の主人は姿を消してしまった。二人のしろうと探偵のかもし出す軽妙な風味と、専門家はだしの巧妙なトリックは、通人の珍重するキャビアの味、と評されるゆえんである。


「くまのプーさん」の作者がただ一冊だけ書いたミステリ小説。それがこれです。

ある程度の財力があり、自分の興味を持った仕事に気ままについていたギリンガム。偶然訪れた赤い館と呼ばれる屋敷で、偶然殺人事件に遭遇する。館の主人が失踪し、その兄が銃殺されたのだ。事件に興味をひかれたギリンガムは、ワトソン役の親友べヴリーを引き連れて、素人探偵としてこの事件の裏に潜む真相を探り出そうとする。

というお話。けっこう正統派ミステリといった感じでしたね。冒頭はちょっとつまらないかなぁ、と感じたものの、慣れればとても読みやすい文章でなかなかしっかりとした展開。そして何より探偵が判明した事実から導き出された推理をいちいち隠さずに、その場で説明してくれるのが良かったです。「今はまだ説明しないでおこう」とか言って被害者がどんだけ増えてもなんの推理も話さない能無し探偵にはいつもイライラとさせられますから(笑

”唯一のミステリ小説”という説明だけれど、どうやらミステリ風味のユーモア小説「四日間の不思議」というのもあるらしい。図書館においてあればぜひ読んでみたい。

勝手に評価:(3.2点) / (5.0点満点中)
関連タグ:A・A・ミルン

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ブックマークに追加する | 海外作家 ア・カ・サ行 | 17時27分 | comments:0 | trackbacks:0

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光の帝国 / 恩田陸

光の帝国―常野物語 (集英社文庫)光の帝国―常野物語 (集英社文庫)
(2000/09)
恩田 陸

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膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから―「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。穏やかで知的で、権力への思向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。優しさに満ちた壮大なファンタジーの序章。

何故か再読。

”権力者におもねることなく、常に在野にあれ”意味の常野。彼ら一族には常人にはない不思議な能力がある。遠くの出来事を知ることができたり、膨大な量の書物を暗記できたり、長命であったり、普通の人間には見えないものが見えたり。この本は、そういった能力を持った常野の人々を描いた連作短編集で、ある意味で色んな物語への入り口、プロローグです。多分どの話(一族)も「蒲公英草紙」や「エンド・ゲーム」のようにスピンオフされていくのでしょうね〜。

お気に入りは『大きな引き出し』と『光の帝国』。

『大きな引き出し』は、膨大な書物を暗記し、自由に引き出すことができる春田一族のお話。春田家の息子が自分の能力の存在意義に悩み、ある事件をきっかけにその能力を開花させるお話。能力が進化するきっかけとなるお話がなんかぐっと来ました。春田家のお話は「蒲公英草紙」としてスピンオフされてます。この一族のお話はまだまだ続きそう。

何百年も生きているツル先生は、毎年春になると待ち続けている…。ツル先生が戦時中に体験した、様々な人が集まって一緒に生活していた分教場で起こったある悲しい出来事を描いた『光の帝国』。淡々と綴られるあまりに悲惨な出来事。この話読むの再読でも辛いな…。そして待ち続けているツル先生に救いが訪れる『国道を降りて…』もどうぞ。

「三月は深き紅の淵を」に次ぐ壮大かつ遠大になりそうなシリーズですね。この「光の帝国」だけでもかなりの能力者一族が出てきましたし。まだまだスピンオフがどんどん出てきそうです。でも、個人的にはスピンオフ長編作品よりも連作短編のほうがよいと思いますね〜。

勝手に評価:
(3.9点) / (5.0点満点中)

関連タグ:恩田陸
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ブックマークに追加する | 国内作家あ行 恩田陸 | 17時55分 | comments:2 | trackbacks:0

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