前々から読んでみたかったドストエフスキーに初挑戦。とりあえずハードルの高そうな厚い本はやめておいて、薄めのこの本から読んでみることにしました。
なんせドフトエスキーは19世紀の作家さんで、しかもロシア文学というほとんど未知のジャンルだったので、さぞ読みづらいのだろうと予想していたのですが、そんなことは全くなく、むしろガンガン読み進めたことに驚き!
内容のほうはというと、世間からの干渉から逃れるために地下室にこもった男が綴る私小説といったところ。冒頭から『歯痛はある種の快楽に違いない』みたいなことを延々と書いて、そこから何故彼がひきこもるに至ったか?という彼の過去について書かれていきます。
単純に言ってしまえばこの男の妄想と、世間への言い訳だけが詰め込まれたなんともゴタゴタした小説。しかしこの男のキャラクターと、読ませるパワーがすさまじい。ホント自己弁護しかしない主人公には呆れを通り越して痛快さすら感じさせます。読んでてすごく面白かった(笑) ちょっと違うかもしれませんが、森見さんの「太陽の塔」に通ずるところがある気がします。
今まで敬遠していましたが、ドストエフスキーがこんなに面白いとは思いもしませんでした。現在「死の家の記録」を読書中です。
余談ですが、今までずっと
ドストエフスキーのことを
ドフトエスキーと読んでいたことに記事書いてる途中に気づきました…orz
勝手に評価:(3.6点) / (5.0点満点中)
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たしか高校生くらいで、そんなに読みずらくなかったしか覚えてないですが、この本とカラマーゾフを読んだ気が.... モリミーの太陽の塔に似ているとは! なんか通ずるんですね 再読しようかな
カンケイないんですが、どうしてもあの馬の表情が毎度気になって気になってしかたがない...
| きりり | 2008/11/03 20:00 | URL | ≫ EDIT