偶然コンビニで岸部露伴と出会った広瀬康一。二人はそこで血まみれの猫を見つけ、追跡するうちに死体を発見してしまう!!それはやがて東方丈助らを巻き込み、解決まで3ヵ月を要する怪事件へと発展していく…。杜王町を舞台に主要キャラが続々登場!『ジョジョ』シリーズ第4部・杜王町を舞台に起こったもうひとつの事件。構想・執筆2000日以上、鬼才・乙一が渾身のノベライズ!! かつて、一年間ビルの隙間で生き延び続けた女性がいた…。
目にしたものを、耳にしたもの、自分が感じたもの全てを記憶できる少年…。
「もしも人類史上、究極の小説があったとしたら…」
「……その小説で、人を殺せるかもしれないな」
始業式の夜、双葉千帆は人を殺した。
台所にあった包丁を、愛する人の胸に突き立てた。
その人は、死ぬすこし前に言った。
「”黒い琥珀の記憶”と名づけたんだ。自分の、この能力を……」
”本の存在により、丈助は死ぬ”
スタントもぶっ飛ぶこの衝撃!遂に出ました。”乙一×ジョジョの奇妙な冒険”小説。いやぁ、装丁がしぶい。
物語は大きく分けて三つの視点から描かれています。
まず、広瀬康一をはじめとする、東方丈助、虹村億秦、岸辺露伴、山岸由花子のおなじみ四部メンバーからの視点。偶然康一と露伴が見つけた、”室内で車に轢かれた”死体の犯人を見つけ出すために調査を始め、次第に事件に巻き込まれていく。
次に、恋人だと思っていた男の不正を知ってしまい、口封じがわりにビルの隙間に落とされてしまった女の視点。男から奪った金の在り処を知っていたために、殺されないがビルの隙間で生活しなくてはならなくなってしまった女の物語。
そして、自分が生まれた瞬間から、現在に至るまで、見たこと、聞いたこと、感じたこと全てを記憶し、いつでも再生することが出来る能力を持つ少年・蓮見琢馬の視点。自由自在に記憶を操ることが出来る少年の苦悩の物語。
次第に絡まりあう物語たちが事件の全貌を明らかにする。
ノベライズってどうなのよ?ってちょっと恐々読んでたんだけど、読み始めたら止まらなくなっちゃうくらい引き込まれました。僕が読んだ限り、正直言って乙一さんは文章下手です。ところどころ文章に違和感があります。しかし、確かにジョジョの匂いが醸し出されている文章!荒木さんもこういう風に書くんだろうな、とニヤニヤしながら読むオレ。ちょっと気持ち悪い(笑)
最後のバトルも
白熱、白熱ゥ!丈助もかっこよこったけれど、億秦にも
まさかって感じだがグッときた。コミックスの時より活躍してるよ、億秦。そして、丈助の命の恩人であり、髪型の元となった男の正体。コミックスでは放置されっぱなしだったあの伏線が遂に…!?
ジョジョ好きは絶対読みましょう。ジョジョ読んでない人には少し難ありか。いい機会です、第一部から読んでみてください。絵柄が受け付けないから読んでない、って人は確実に損してます。
勝手に評価:
(4.3点) / (5.0点満点中)
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乙一 ジョジョの奇妙な冒険関連記事:
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ジョジョ読んでもないのに、これ読むのは無謀ですか? カバーがかかってるし立ち読みすら出来ない! 文章へたでした? ん〜どんな感じなんだろう 読みたいです
| きりり | 2007/11/29 02:05 | URL | ≫ EDIT