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2007年にはまった作家さん

今晩レポートをやってしまい、明日実験が終わればもうほとんど今年やらなきゃいけないことはありません。昨日は学校主催のクラブ対抗駅伝大会に出場(そこそこ頑張れました)、今日は教習所の技能検定(受かりました!かなり怒られましたが)も終了。あ〜、今年も忙しい一年でした。大学生になったら遊び呆けれるって言ってたバカ誰だよ!?

愚痴は置いといて、今年の締めくくりとして個人的に今年読んた作家さんの中で、読んでよかった、という作家さんをあげておこうとおもいます。

採点の点数が高いから取り上げるというわけではなく、味とかクセがある作品を積極的に挙げるのであしからず。記事ごとに評価点数つけているのに変な話ですが、それほど高い点数をつけてない作家さんの作品の方がたくさん読むことがあるし、逆に一冊だけ高い評価をあげて、あとの作品には何故か食指が伸びない、という作家さんのケースもたくさんあるので。



三月は深き紅の淵を (講談社文庫)三月は深き紅の淵を (講談社文庫)
(2001/07)
恩田 陸

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今年はなんといっても恩田陸の年でした。去年のうちに何作か読んでいましたが、今年に入ってから実に20作以上の作品を読みました。あたりはずれが激しいですが、なんともいえない余韻があって、どうしても次の作品にすぐ手を伸ばしたくなる不思議な恩田作品。やっぱりあの唐突な結末に魅力があるのか???(笑

そしてこの「三月は深き紅の淵を」。恩田陸を代表する「三月」シリーズの開幕を告げる一冊であります。なんともいえない四つの不思議な話。本書だけでも恩田さんの魅力を十分感じることが出来ますが、この作品から広がるメタ的な世界から派生するスピンオフ作品群。内容が似ているようで似ていないその物語も最高に魅力的です。今後の派生作品に期待しています。

体系的に「三月」シリーズの感想記事を書こうと思っているんですがなかなか実行できず。来年頑張ります(笑

関連タグ:恩田陸
関連記事:「中庭の出来事 / 恩田陸」 「上と外 / 恩田陸」 「ライオンハート / 恩田陸」


月の影 影の海〈上〉十二国記 (講談社文庫)月の影 影の海〈上〉十二国記 (講談社文庫)
(2000/01)
小野 不由美

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「死屍」以来、あまり小野不由美作品には触れてこなかったのですが、恐る恐る「十二国記」シリーズを読んでムチャクチャはまりました。やっぱりこういう壮大な世界観もってるファンタジーっていいですよね。

今年は結構ファンタジーも読みました。この「月の影 影の海」もその流れで。元々「アラビアの夜の種族」でファンタジーにはまったおかげなんです。つまり紹介してくれたつなさんのおかげです。今年読んだ本の半分くらいはつなさんの影響受けてるかも(笑

関連タグ:小野不由美 十二国記
関連記事:「月の影 影の海 / 小野不由美」 「風の海 迷宮の岸 / 小野不由美」 「風の万里 黎明の空 / 小野不由美」 「東の海神 西の滄海 / 小野不由美」 「魔性の子 / 小野不由美」 「アラビアの夜の種族 / 古川日出男」

プラネタリウムのふたご (講談社文庫)プラネタリウムのふたご (講談社文庫)
(2006/10/14)
いしい しんじ

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元々「みすじゃん。」というブログ名は、「みすてり中毒者(じゃんきー)の部屋」を略して「みすじゃん。」としたものでした。その名の通り読む作品はミステリが多い、というかほぼミステリしか読んでいないという偏った趣味だったんですが、上にも挙げた「アラビアの夜の種族」によってぼくの読む作品の範囲は大幅に広がりました。つか最近ミステリ殆ど読んでない…orz

このいしいしんじさんもその過程でであった作家さん。文学作品、というか、大人向けの童話といった趣の作風。読んでいてもイマイチ理解ができなかったり、曖昧糢糊としたストーリー展開だったりしますが、なんともいえない独特の雰囲気が漂っていて、ページを繰る手がとまらない、といった感じがする作品でした。

このいしいしんじさんを皮切りに、来年は他の文学作品にも挑戦してみたいところ。

関連タグ:いしいしんじ
関連記事:「白の鳥と黒の鳥 / いしいしんじ」 「ポーの話 / いしいしんじ」 「プラネタリウムのふたご / いしいしんじ」 「みずうみ / いしいしんじ」 「トリツカレ男 / いしいしんじ」 「麦ふみクーツェ / いしいしんじ」

黒い悪魔黒い悪魔
(2003/08/08)
佐藤 賢一

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ぼくが唯一読んでいる歴史小説家さんです。主に中世ヨーロッパのお話が多い作家さんです。

ただの歴史小説は、あまり歴史的事実に興味がないぼくにとっては読むのに非常に苦痛を伴う小説なのですが、佐藤作品では歴史上で起こった事件を独自に調理し、一大歴史エンターテイメントとしてしたてあげられています。出てくる登場人物がとても人間くさくて、遠い昔の人たちなのだれど何故か親近感を感じる。そういった血肉湧き踊る人間ドラマをかかはる作家さんです。

まだまだ未読の重厚な作品がたくさんあり、読むのが楽しみです。来年もこのペースで読んでいくぞ!

関連タグ:佐藤賢一
関連記事:「カルチェ・ラタン / 佐藤賢一」 「王妃の離婚 / 佐藤賢一」 「赤目のジャック / 佐藤賢一」 「ジャガーになった男 / 佐藤賢一」 「黒い悪魔 / 佐藤賢一」 「ジャンヌ・ダルクまたはロメ / 佐藤賢一」

雷の季節の終わりに雷の季節の終わりに
(2006/11)
恒川 光太郎

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ホラーというより幻想ファンタジー小説といった趣の作風を持つ作家さんです。最近デビューされた方なんですが、既に独特の世界観を作品の中で展開できる力を持つ期待の作家さんです。淡々と語られる物語が、幻想的な雰囲気を醸し出します。

これからに期待です。給料日になったら第三作「秋の牢獄」を買う予定であります。

関連タグ:恒川光太郎
関連記事:「夜市 / 恒川光太郎」 「雷の季節の終わりに / 恒川光太郎」

オリガ・モリソヴナの反語法オリガ・モリソヴナの反語法
(2002/10)
米原 万里

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上の画像の「オリガ・モリソヴナの反語法」が、米原さんが唯一書かれた小説。本来はエッセイをかかはる人で、そのエッセイストとしての米原作品も素敵。でもやっぱりこちらの小説の方がよいです。これ以上新作を読めないのが残念な作家さんです…。

関連タグ:米原万里
関連記事:「オリガ・モリソヴナの反語法 / 米原万里」 「嘘つきアーニャの真っ赤な真実 / 米原万里」

とまぁ、こんな感じです。ホントに読む作家さんの範囲が広がった年でありました。来年もたくさん良い作家さんに出会いたいものです。

暇なら次は「2007年にはまった作品」という記事をあげたいと思ってます。上で挙げた作家さんの作品から漏れた、単体ではまった作品を紹介できたらいいとなぁと考えております。

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ブックマークに追加する | 本関連記事 リスト | 19時42分 | comments:4 | trackbacks:0

光栄です。笑

ほんとだ、小野不由美さん以外、かなりかぶってますね〜。
(いしいしんじ作品は、早々に追い抜かれましたけれど。笑)
ああ、もう、皆さん、今年のまとめに入ってらっしゃいますね。
これ、やっておくと、あとで読み返した時に、自分も面白いんですよね。
私もやらなくっちゃ〜。
「作品」の方も楽しみにしてます♪
「戒」とかかなぁ??

| つな | 2007/12/16 21:29 | URL | ≫ EDIT

私も「三月〜」は大好きです。このシリーズいいですよね。
確かに恩田陸は当たりハズレがありますが、好みの作品は限りなく大当たりになるんですよね。
夜のピクニックとか好きです。

佐藤作品は「カルチェ・ラタン」読みました。
だいぶ前に読んだ時はしょうもない小説だな、と思ってたのに、今年再読してみれば、なんておもしろい作品なんだろう、って新しい発見でしたv-22

| まろんぐらっせ | 2007/12/17 00:39 | URL | ≫ EDIT

>つなさん

こうやって振り返ると、いかに自分がつなさんの影響を受けているかがよくわかりますね(笑
シナン(上・下)読んでて、書くことないので書いた、ってのもありますが(笑
来年の今頃振り返ると楽しそうですね!

うわ…作品部門ばれてる…(笑

| おんもらき | 2007/12/18 23:30 | URL | ≫ EDIT

>まろんぐらっせさん

何で恩田陸作品ってあんなに中毒になるんでしょうかね。当たり外れかなり激しいのに。

そうですね〜。
ぼくも歴史小説は敬遠していたんですが、佐藤作品のおかげでだいぶ苦手意識も克服できました。
つかつまんないと思ったのによく再読できましたね(笑

| おんもらき | 2007/12/18 23:32 | URL | ≫ EDIT















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