2007年12月29日
吉原手引草 / 松井今朝子
![]() | 吉原手引草 (2007/03) 松井 今朝子 商品詳細を見る |
なぜ、吉原一の花魁葛城は、忽然と姿を消したのか? 遣手、幇間、女衒ーー人々の口から語られる廓の表と裏。やがて隠されていた真実が少しずつ明らかになっていく……。吉原を鮮やかに浮かび上がらせた、時代小説のあらたな傑作!
第137回直木賞を受賞した作品だそうです。前々から気になっており、図書館においてくれるのを待っていたのですが、今月は頑張って働いたので給料も多く、ついついハードカバーにも手を出してしまいました。
正体をぼかされた、見栄えのいい男が次々と吉原に関わる人々に、吉原一の葛城という花魁が何故失踪してしまったのかを聞いてまわる体裁を取った物語です。男が何故執拗にそれを知ろうとするのかということはおろか、男は一体何者か、ということすら伏せられて話は始まります。途中でおぼろげながら想像はつくかもしれませんが、結局明かされるのは一番最後。そして僕は気づけませんでした(^^;;
一体失踪前夜に何があったのか?頑なに秘されたその事実。期待して読み進むもちょっと拍子抜けかも。吉原の風俗を知るという意味ではすごく勉強になりました。勉強したからといって何かあるというわけではありませんが(笑
勝手に評価:
(3.0点) / (5.0点満点中)
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| 国内作家ま行 その他
| 15時40分
| comments:2 | trackbacks:1




語りが実に巧みでしたよねえ。
ほんと、「勉強」になっちゃうくらい。笑
花魁その人の言葉を聞いてみたかった気もしますが、そこは秘するが花、なのかな。
私は結構好みだったので、息休み的にぼちぼち松井さんを読んでいこうと思ってます。
| つな | 2008/04/05 08:38 | URL | ≫ EDIT